タイトル：『宮崎で海外旅行！？』

製作者：山内 あいかさん（日本工学院八王子専門学校）

副賞：JCBギフトカード5万円分

総評：今年のテーマには、宮崎県の観光PRキャッチコピー「何でも極上！NANGOKU！みやざき」が盛り込まれていました。県外の方々は、南国・宮崎に対して、まるで海外旅行のような非日常感や異国情緒を期待しています。
受賞者は進学を機に県外へ出たことで、宮崎の魅力を客観的に見つめ直す機会を得ました。その視点を活かし、作品に宮崎の魅力を表現しています。
一方で、空港で作品を目にした人に「また宮崎に行きたい」と思ってもらうためには、一瞬で目を引くキャッチーさが重要です。その点においても、受賞作品は高い技術力が光っていました。
さらに、「何でも極上！NANGOKU！みやざき」のロゴを、実際の宮崎の太陽で再現するという締めくくりも非常に印象的で、作品全体の完成度を高めていました。

タイトル：『豊かな県　宮崎県』

製作者：成相 望海さん（宮崎情報ビジネス専門学校）

副賞：日之影町の素敵な名産品（参考：日之影町のおススメ特産品）

総評：宮崎県は南北に約160kmと広く、それぞれの地域に個性豊かな文化や自然が息づいています。本作品には、そうした魅力を映像で表現することで、県内外の人々に「また宮崎に行きたい」と感じてもらいたいという願いが込められています。
優しい音楽に合わせて、「都井岬の御崎馬」や「ひょっとこ」をアップショットで映し出すことで、見る人の心に深く響く映像に仕上がっています。

タイトル：『たくさんの思い出を、これからも』

製作者：谷山 美心さん（宮崎学園短期大学）

副賞：株式会社ケイメイよりホテル高千穂宿泊券

総評：多くの審査員から高く評価された作品です。「来たよ」で始まり、「また来るね」で締めくくられるストーリー性が印象的で、撮影場所も定番スポットから穴場まで幅広く網羅されています。
宮崎県で生まれ育った方がこの映像を目にすると、自分の昔のアルバムを見返しているような懐かしさを感じるようです。また、ポラロイドカメラで撮影したような写真の背後に、ぼんやりとした背景画像を配置する演出は、視聴者それぞれの思い出を呼び起こす効果を狙ったものかもしれません。

タイトル：『ブーゲンビリア』

製作者：甲斐 匠さん（宮崎マルチメディア専門学校）

副賞：株式会社共立ソリューションズより全国で使える宿泊券

総評：すべてのシーンが、美しい宮崎の魅力を余すことなく映し出しています。「懐かしい雰囲気」を感じられるように工夫された作品で、統一された色調やトーンからも、その意図がしっかりと伝わってきます。
宮崎県が“極上の癒し”を感じられる場所であることを、改めて教えてくれるような作品でした。

タイトル：『宮崎美和』

製作者：川崎 來花さん（宮崎県立妻高等学校）

共同制作：壹岐 泉帆さん、弓削 杏菜さん、西岡 結菜さん

副賞：JCBギフトカード1万円分

総評：県外の方や若年層をターゲットに、地域への愛着を深めてもらうことを目的とした作品です。県内の審査員からは、「“またきてねー”、“まっちょるよー”というフレーズに心を奪われた」との声も寄せられました。
映像には、風や波、花火などの自然音が織り込まれており、視覚だけでなく聴覚でも宮崎を感じられる構成となっています。

タイトル：『私の好きな絶景スポット』

製作者：廣池 美漣さん（宮崎市立赤江東中学校）

共同制作：前田 詠那さん

副賞：JCBギフトカード5,000円分

総評：宮崎市の街並みを一望できる絶好のスポットを、お気に入りの場所として紹介した作品です。撮影場所は、2020年に誕生した複合商業施設の屋上デッキ。現在、宮崎市内ではまちづくりやさまざまな再開発が進められています。
この新しい夜景スポットは、まだ多くの大人が気づいていない存在かもしれませんが、将来的には宮崎の新たな観光資源として注目される日が来るかもしれません。